Jesus Film
聖書の主人公はイエス・キリストです。イエスは今から2000年前、当時ローマ帝国の支配下にあったイスラエルに生きた、歴史上の人物です。イエスの生涯は、非常にユニークなものでした。
聖書によると、神が人となって、この地上に来たのがイエス・キリストでした。イエスは愛の人でした。だれにも隔てなく接しました。
イスラエル北部ガリラヤ湖畔の町、マグダラ出身のマリア※1 にも、イエスは臆することなく接しました。マリアは悪霊の影響を受け、精神的に破綻していました。そんなマリアにイエスは近づき、マリアを悪霊から解放したのです。以来、マリアの人生は変えられました。
「医者を必要とするのは、健康な人ではなく病人です。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためです。」※2
「あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬を向けなさい。…人にしてもらたいと望むとおりに、人にしてあげなさい。…あなたがたは自分の敵を愛しなさい。」※3
イエスの語った教えは、人々を魅了しました。イエスの行った奇跡から、皆がイエスをメシア(救世主)だと信じました。
しかしその人気に嫉妬したのが、当時の宗教指導者たちでした。彼らの策略で、冤罪のイエスは夜中に逮捕されます。ローマ総督ピラトによる不当な判決によって、イエスは十字架で死刑に処せられます。
「罪のないイエスが十字架刑に!?」マリアにとっては衝撃でした。そのイエスが十字架の上で、人々のためにこう祈るのです。
「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのかが、わかっていないのです。」※4
イエスは十字架の上で息を引き取りました。イエスの十字架は、全人類の罪の身代わりでした。
イエスの遺体が墓に埋葬されて、3日目。朝、マリアは墓に向かいます。すると、墓石は取り除けられ、中の遺体はなくなっていました。墓の前で途方にくれ、泣き続けるマリア。
「マリア…」どこか聞き覚えがある声、優しい呼びかけ。その声にマリアが顔をあげると、死から復活したイエスが、彼女の目の前に立っていました。イエスの復活は、彼が神であることを示すものです。マリアは、復活の事実を信じ、すぐに他の弟子たちに伝えに行きます。
このイエスを信じる人がクリスチャンです。今、あなたがイエスを信じたいと願うならば、このように神に祈ってください。
「神さま、私はあなたに造られ、愛されていることを聞きました。私の罪をゆるすため、罪のないイエス・キリストが代わりに死に、よみがえられたことを感謝します。今、あなたに信頼します。どうぞあなたとの新しい関係の中で、私の人生をともに歩んでください。」
この祈りを祈るとき、あなたのすべての罪はゆるされます。神の子どもとしての新しい関係が始まります。聖書は、イエスがあなたとともに人生を歩むことを約束しています。イエスは語ります。「わたしは決してあなたを見放さず、あなたを見捨てない。」※5
イエスを信じる人がクリスチャンです。クリスチャンとは「キリストにある者」という意味です。自分の意志で、イエスを信頼する瞬間に、下記のことを含めて、多くのことが起こります。
●あなたの心にイエスが来てくれます。
●あなたのすべての罪がゆるされます。
●あなたは神の愛する子どもとされます。
●あなたに永遠のいのちが与えられます。
●あなたにまったく新しい人生が始まります。
イエスを信じたあと、どのように歩んだら良いのかは、以下のリンクの記事をご覧ください。
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[脚注] (1) 新約聖書の福音書には主に4人のマリアが出てきます。1人目はイエスの母マリア、2人目はエルサレム郊外ベタニア村出身のマリア、3人目は弟子のヤコブとヨハネの母のマリア、そして4人目が動画に登場するマグダラ出身のマリアです。マグダラのマリアは、イエスによって悪霊を解放してもらい、以後イエスの弟子として宣教旅行に加わりました。 (2) ルカ5:31,32 (3) ルカ6:29,31,35 (4) ルカ23:34 (5) ヘブル13:5
イエスの生涯について、さらに知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
『なぜイエスは死んだのか』
『イエスは神か 偽善者か?』